自動利得制御と雑音抑圧処理が難聴者の音声知覚に及ぼす影響
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概要
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1入力系雑音抑圧処理と, 平滑化実効値を利用した自動利得制御を組み合わせた難聴者用補助受聴システムを提案し, 本システムが難聴者の定常雑音下の音声の聴き取り能力向上にどの程度有効かを, 数字了解度試験により調べた。MCLよりも約15dB音声レベルが低下すると, 数字了解度は下がり始め, 利得の補償が了解度向上に有効であることがわかった。雑音抑圧は,SN比0dB以下の特に雑音が大きい場合に,了解度向上効果が見られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-18
著者
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