双峰コア偏波保持光ファイバ

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概要

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双峰コアプロファイルを有する偏波保持光ファイバの提案を行なった。双峰コアファイバは構造誘起複屈折を利用した偏波保持光ファイバであり、構造が単純なため従来の応力付与型の偏波保持光ファイバに比べて低コスト化が可能である。本文では、まず双峰コア偏波保持光ファイバの動作原理と設計について述べ、双峰コアファイバの構造誘起複屈折率はコア, クラッド比屈折率差の2乗に比例することを示した。つぎに、実際にファイバの試作を行ないΔ=1.5%のファイバにおいて、1.2×10^-4>の実用的なモード複屈折率を得た。また、ファイバ側面視像を利用して融着接続を行ない良好な結果を得た。さらに、モードフィールド径変換技術を利用して、双峰コアファイバと分散シフトPANDAファイバの接続損失の低減を行なった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-08-27

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