2.0μmコヒーレントライダによるCO_2,H_2Oおよび風速の同時測定の検討(環境計測及び一般)
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概要
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ライダを用いたC0_2の観測手法に、C0_2の吸収線を利用した差分吸収ライダ{Differential AbsorptionLidar:DIAL}がある。近赤外領域では直接検波の感度が低く、高精度での測定が困難であるため、最近ヘテロダイン検波を用いた2.0μmコヒーレントDIAL (Coherent DIAL:CDIAL)が、C0_2、H_20濃度の検出方法として注目されている。アイセーフ波長によるコヒーレントDIALにより大気風の観測に加えてC0_2やH_20の同時観測も可能となる。DIALでは検出対象の原子分子の吸収線に同調可能なレーザ波長の厳密な選択が重要である。本報告では衛星搭載用コヒーレントDIALにより下層大気のC0_2、H_20濃度計測に求められる最適波長について検討を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-22
著者
-
境澤 大亮
宇宙航空研究開発機構
-
長澤 親生
東京都立大
-
境澤 大亮
首都大学 大学院システムデザイン研究科
-
水谷 耕平
独立行政法人情報通信研究機構
-
境澤 大亮
東京都立大学大学院工学研究科
-
長澤 親生
首都大学東京システムデザイン研究科
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