浮体空港におけるDGPS進入に関する飛行実験
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概要
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GPSのような衛星航法システムでは, 一般に地球に固定された座標系を使用している.潮汐によって高さが変動する浮体空港では, 衛星航法システムの利用について検討する必要がある.装置の互換性と実用性を考慮して基準局をメガフロート上に設置し, 浮体を基準とした局所的な座標系を使用するDGPS進入着陸実験を行い, 相対測位効果によって高さの変動の影響が補正されることを確認した.また, 2周波RTKによる進入着陸実験も行い, DGPSと同様に相対測位の効果が確認された.現在のGPS受信機で地上実験では2周波RTKの方が1周波RTKと比べて収束時間が改善されることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-08-24
著者
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