イマジネーションによる脳活動の脳波及び脳磁図
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概要
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本研究では色彩連想時に観察される脳内電源活動の一計測例を示すと共に、その活動部位を電流双極子を用いて、推定し、電源の時間変動に関するモデル化を試みた。色彩連想時には脳磁図、脳波共に11.75Hzから13.00Hzの周波数成分をもつ電源活動が後頭部を中心に観察され、マイクロスイッチを押下する作業による影響で無いことを確認した。二次元脳電図を描くと、電位の極大部分が後頭部を中心に明確に観察でき、しかも時間の経過と共に極大領域と極小領域が変動していた。シミュレーションの結果、この現象は後頭部に2個仮定した電流双極子の方向を変動させることで説明できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-27
著者
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