心拍・血圧時系列を用いた圧受容体反射評価法の検討

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
圧受容体反射は、健常人の場合、加齢・運動負荷・精神ストレスなどにより低下することが知られている。また、β-遮断薬による交感神経活動遮断薬服用時にも値が低下する。本論文では、圧受容体反射を安静時による時間領域におけるインパルス応答関数を用いた解析方法を提案した結果を述べている。しかし、従来法との比較では、相関関数とは言えなかった。そのため、β-遮断薬投与時によるインパルス応答関数を用いて回帰直線の傾きの変動を求めた。その結果、交感神経を遮断すると下がっていく傾向が認められた。従って、圧受容体反射とインパルス応答関数の傾きとの間に相関関数に近い結果が得られた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-03-15

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク