痴呆自動診断システムの構築 : インターフェイスに関する基礎研究

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概要

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日本は今や超高齢化社会をむかえようとしており、今後在宅での老人介護は避けられない問題となる。介護を必要とする老人の中でも痴呆老人は、その痴呆の度合に合った介護が必要となるため、特に重要である。そこで我々は、介護の指標となる痴呆の度合を在宅で簡単に知ることができる痴呆自動診断システムの開発を行ってきた。今までに物品の記憶能力(短期記憶)により評価ができるということがわかってきた。今回はこれをシステムに組み込み、最良のインターフェイスを作製するため、健常学生、老人、痴呆老人を対象として、物品の記憶能力に関し、提示物品数、提示時間、返答時間の検討を行ったのでここに報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-25

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