視覚系の情報のみを利用した生物の群行動のシミュレーション
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概要
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回遊魚は群を構成して遊泳する。この遊泳の神経生理学的根拠に視覚系が有力であろうと考えてモデルを作り、 シミュレーションを行った。群の構成には仲間の距難の知覚が重要であるが、前方に僅かな角度の両眼視と片眼で可能な視野角を知覚の根拠とした。後者の視野角は、回遊魚の網膜の解像度特性が一様であるらしいことと、 同群の仲間のパターンを良く知っていて認知が容易であろうことを根拠にしている。シミュレーションのパラメータを調整して、ほぼ同様の群行動が実現できた。
- 1997-03-17
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