線画の立体知覚における注視点と図形提示角度の依存性
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概要
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奥行きの反転する図形を利用して, 線画立体知覚の特性を測定し, 奥行き知覚の情報処理を考察することを目的としている. 測定は, (1) 第1注視点 (はじめに被験者に注視させる箇所) の位置と (2) 奥行き反転図形の提示角度, の2条件を変えて行った. その結果, いずれの条件の変化に対しても, 奥行き反転図形をどちらの図形に知覚するかの割合が変動した. この結果から, 線画の立体知覚ははじめに見る注視点付近の情報が重要で, その情報解釈は回転に依存していると言える. この現象を理論的に説明するため, 奥行き知覚ベクトルを定義し, 実際の測定と比較した結果, 定性的に一致する傾向を得た. このベクトルは注視点に接続している線分の奥行きの知覚のしやすさを角度に依存して定義したものであり, 線画の立体知覚モデル構築への基盤として使用できるものと考えられる.
- 1997-02-25
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