偏波モード分散測定におけるモード結合に関する一考察(その2)
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概要
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偏波モード分散(PMD)測定法の比較を理論的に行うために,数値的なフーリエ変換を用いることにより,代表的な測定法の一つとして知られる,干渉法の数値シミュレーションを行った.このモデルを,主軸間に角度不整合θを持たせた2本の偏波保持ファイバ接続のモデルに適用した.この場合,得られる干渉波形から伝送媒質の偏波モード分散を評価する事の困難さが指摘される.理論及び実験により報告された結果より,十分に偏波モード結合がランダム化された長尺シングルモード光ファイバでは,干渉波形がガウス型分布になる事が知られている.この事から,「弱偏波モード結合状態」および「強偏波モード結合状態」に対する定量的な評価を行える可能性が議論される.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-24
著者
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