偏波モード分散測定における補正係数に関する一考察
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概要
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固定アナライザ法を用いた偏波モード分散(以下PMD)の測定では、モード結合の影響から実測値に補正係数をかけた値が、実効的なパルスの広がりとして評価される。文献では数種類の単一モード光ファイバ(SMFやDSF)を用いて、干渉法によるPMD測定と固定アナライザ法によるPMD測定の結果を比較が行われている。この報告では、モード結合の補正係数としてk=0.87という値が用いられている。本報告では「主偏光状態」を用いる事により、モード結合による補正の必要性がないPMD測定法として知られている、ジョーンズ行列法と上述の固定アナライザ法における測定を比較する事で、補正係数の評価を行うことを目的とする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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