音波到来方向推定におけるマイクロホン間の位相差による影響について
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概要
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音波の到来方向を推定するには、MUSIC法がある。MUSIC法は、音波が各マイクロホンに到達した時間差を利用した方法である。この推定方法は、感度や位相差が同一のマイクロホンで構成する仮定条件のもとで、到達時間差で表現するステアリングベクトルを作り、到来方向を推定する。実環境におけるMUSIC法を適用する場合、精確に校正されたマイクロホンアレーのステアリングベクトルが周囲環境の影響によって変わってしまう事がある。正確なステアリングベクトルが得られないため、到来方向の推定結果に誤差が生じる。本論文では、マイクロホン間に正規分布を有する感度差や位相差が生じた場合、感度差や位相差の分散と到来方向の推定率との関係を計算機シミュレーションで検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-11-22
著者
-
柴山 秀雄
芝浦工業大学
-
谷本 益巳
科学警察研究所
-
谷本 益巳
科警研
-
宮内 俊也
芝浦工大・工
-
王 輝
芝浦工業大学 工学部通信工学科
-
三輪 基敦
芝浦工業大学 工学部通信工学科
-
宮内 俊也
芝浦工業大学 工学部通信工学科
-
三輪 基敦
芝浦工業大学
-
王 輝
芝浦工業大学
-
宮内 俊也
芝浦工業大学
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