平面アレーを用いた静止音源の2次元方向推定
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概要
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騒音対策において重要なことは、発生音源の位置を推定し、騒音制御を行なう事である。しかし工場など研究・実験設備が多く存在する複雑な実環境では、それによる雑音、反射音も多くなるため音源の方向推定は困難である。本研究では、方向推定の手法として、SN比が低い環境でも高分解な方向推定ができるMUSIC法を用いた。また、受音部には仰角、方位角から一方向に決定できる平面マイクロホンアレーを用いた。その結果、野外の実験においては、設定値と比較して方位角は2.0[deg],仰角は6.4[deg]の誤差以内で推定することができたことを報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-23
著者
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