音響管内の音圧分布特性における極値と位置推定について
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概要
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音響管内の音圧分布は、有限要素法や境界要素法などの数値演算法により求めることが可能であるが、計算位置が離散であることから、極値やそれらが示す位置を必ずしも正確に示していない。音圧の極値とその位置が存在する点がおおよそわかっている場合には、遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm)を用いることによって、推定精度が高められる。本論文では、離散的なデータからこれら極値や位置をより正確に用いることを目的に、遺伝的アルゴリズムを用いた最適化問題として求めた結果、500世代の音圧の極値とその位置において、極値や位置が既知である場合に、音圧の極値の誤差は10^<-3>、位置の誤差は10^<-7>の以内で同定できることを述べる。
- 1998-08-28
著者
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