遠隔会議システムにおける立体音再生システムの検討

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概要

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本報告では、次世代会議システムにおける音場再生システムについて考察する。本報告では会議システムの規模、形態により2つの再生手法に大別して検討を行った。これにより遠隔地においても、視覚情報のみらず、定位などの聴覚情報をより正確に伝達することで優れた臨場感が得られることが期待できる。中規模程度の会議システムにおいては、サービスエリアの拡大を目的とした波面再合成技術を用い、また、パーソナルシステムにおいてはStereo Dipole (SD) 再生システムを利用することにした。波面再合成技術に関しては、これまで我々が行ってきた結果をふまえサービスエリアの拡大を目指した検討を行ったので報告する。一方、SD方式に関しては複数の仮想音源を用いた新しい収音再生方式を検討したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-12-20

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