標準コンデンサマイクロホンの信頼性の検討
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概要
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標準コンデンサマイクロホンI形(1インチMR-103), II形(1/2インチMR-112)の信頼性を把握すること, 並びにその相互校正を行う音響標準装置を維持管理している立場から, 両マイクロホンの音圧感度を長年月にわたり定期的に測定している. ここでは音響標準装置(計測精度0.01dB)を更改するにあたり, 装置導入以来16年が経過したので, 今までの定期測定データをまとめることとした. その結果, I形MR-103では, 感度の変動幅(最大値-最小値)は0.5kHzの周波数で, 10年間に0.15dB, また1kHzで34年間に0.21dBであり, II形MR-112では0.5kHzで6年間に0.12dBであり, 装置並びにマイクロホン共に安定であることがわかった.
- 1996-10-25
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