ブロック長を独立にしたブロック高速射影法
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概要
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Block processing is an effective approach for reducing the computational complexity of adaptive filtering algorithms although it delays the adaptive filter output and degrades the convergence rate in some implementations. Recently, Benesty[1] proposed a solution to the problems. He introduced the idea of 'exact' block processing which produces the filter output exactly the same as that of the corresponding sample-by-sample algorithm and has short delay by facilitating the fast FIR filtering method. Block processing can be applied to two parts of the adaptive filtering algorithms, i.e. computing the filter output and updating the filter. Conventional 'exact' block algorithms have been using the identical block size for the two parts. This short paper presents the 'exact' block projection algorithm [2] having two independent block sizes, which is listed in List 1. We see, by showing the relation between the filter length and the output delay for a given computation power, that the independent block sizes extend the availability of the 'exact' block fast projection algorithm toward use with longer delay.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
田中 雅史
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
田中 雅史
NTT研究所
-
牧野 昭二
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
田中 雅史
日本電信電話(株)nttサイバースペース研究所
-
小島 順治
NTT電気通信研究所
-
小島 順治
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
小島 順治
NTT Human Interface Laboratories
-
田中 雅史
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
-
牧野 昭二
Ntt Communication Sci. Lab. Kyoto Jpn
-
田中 雅史
Ntt
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