単一心筋線維の力学的特性に基ずく体循環系の電気回路モデル
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概要
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心臓の単一心筋線維の有する長さ-張力-収縮速度関係から機械力学的考察にもとずいて構築された関数関係を利用し、心臓血管系の血流に対する電気的等価回路モデルを求めた。単一心筋の力学特性から心臓を円柱管近似で表わし心室に発生する内圧を導出した。系の駆動入力として、摘出心臓で報告されている、心室内圧力-容積比を用いた。動脈系は大動脈と末梢血管系の2区間で表わし、生理的に観察されているパラメーター値を代入して、血流波形の再現を試みた。動脈抵抗、心室内抵抗が静的に上昇すると血流は低下し、血管コンプライアンス、大動脈弁抵抗が経時間的に減少、およんび増加すると、最大血流量は低下した。電気的等価回路モデルを用いることにより単一心筋線維で観察される力学的特性から心臓全体の力学特性および、収縮期血流量とその負荷特性を推定できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
平山 博史
旭川医科大学
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福山 裕三
旭川医科大学
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福山 裕三
旭川医科大学公衆衛生学講座
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金子 明義
旭川医科大学公衆衛生学講座
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門田 智則
旭川医科大
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遠藤 晃生
旭川医科大
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遠藤 晃生
旭川医科大学公衆衛生学講座
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福山 裕三
旭川医科大学公衆衛生
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門田 智則
旭川医科大学公衆衛生学講座
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