改版文書翻訳システムにおける文脈を考慮した文対応付け手法(言語理解とコミュニケーション一般)
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概要
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対訳を持つ文書を利用して、その改訂後の文書の翻訳を行う改版文書翻訳システムの開発を行っている。改版文書翻訳システムでは、改訂後の版の各原文と改訂前の版の原文間で文を対応付ける必要があるが、文レベルの類似度のみで対応付ける方法では文脈が考慮されず正しい対応が得られない。そこで、章、段落といったブロックに区切り、範囲を狭めながら改訂前後の文書をブロック単位で対応付けして行き、この対応付けたブロック内で文を対応付ける手法を提案する。実改版文書に本手法を適用した実験を行った結果、高い精度で改訂前後の文書間の文の対応付けを行えることが確認できた。本稿では、この文対応付け手法を利用した改版文書翻訳システムの概略についても述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-08-22
著者
-
松永 聡彦
沖電気工業株式会社研究開発本部ユビキタスシステムラボラトリ
-
北村 美穂子
沖電気工業株式会社ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー
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村田 稔樹
沖電気工業株式会社ユビキタスサービスプラットフォームカンパニー
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村田 稔樹
沖電気工業
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村田 稔樹
沖電気工業株式会社
-
松永 聡彦
沖電気工業(株) 研究開発本部 関西総合研究所
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北村 美穂子
沖電気工業(株)関西総合研究所
-
松永 聡彦
沖電気工業(株)研究開発本部ユビキタスシステムラボラトリ
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