分散網の準最短経路選択による損失率特性 : コネクションレスサービス
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
要求条件が多様にわたる将来の呼種およびサービス形態に対して的確に対処するために,分散網の物理網上にトラヒック特性の異なる論理網を複数構成し.各呼が,要求条件に適合する論理網を選択して接続する前提のもとで,コネクションレス型論理網の一つについて考察する.呼の個々のヘッダ付データブロック(HB)ごとに,それが経由する各交換ノードごとに最短経路を選択させ,閉そく発生時に限って中継段数の増加を許容する準最短経路選択方式を提示する.この方式による発着ノード間の安全側のHB損率は,各ノードでのHB廃棄率が一様にd,かつ発着ノードが十分に隔たる場合,ほぼNminld^2程度に保持される.但し,Nminは発着ノード間の最小中継段数であり,また格子状網ではl=2,蜂の巣状網ではl=3である.発着ノード間に形成される経路の中継段数は,最大2Nmin程度に達する場合があり得る.この最大中継段数を抑制するにつれて損失率が増加し得る.中継段数をNmin+2以下に制限すると損失率の安全側の最大値はNmindに近くなる.但し,損失率の安全側の最小値はほぼNminld^2程度に保持される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-10-25
著者
関連論文
- 病棟内電動くるま椅子自動運転システム
- 近隣網アプリケーション-エマージェンシ・サービス-
- 近隣網センサネットワーク
- 近隣網における経路選択方式 : ソースルーチングをベースとして(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網における経路選択方式 : ソースルーチングをベースとして(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網における損失率について : フラッディングのために(基礎理論)
- 近隣網アーキテクチャ : トポロジを不変に保つ網接続装置(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網アーキテクチャ : トポロジを不変に保つ網接続装置(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網における経路選択方式 : ソースルーチングをベースとして(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網アーキテクチャ : トポロジを不変に保つ網接続装置(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信,ネットワークソフトウェア,一般)
- 近隣網における損失率の距離特性 : 図式解法の適用条件(セッションB-3)(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信及び一般)
- 近隣網における損失率の距離特性 : 図式解法の適用条件(セッションB-3)(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信及び一般)
- 近隣網における損失率の距離特性 : 図式解法の適用条件(セッションB-3)(アクティブネットワーク,IP-VPN,ネットワークセキュリティ,超高速ネットワーク,P2P通信及び一般)
- 立体的な分散網の損失率(IPv6, インターネットの品質制御技術及び一般)
- 分散網における損失率の図式解法(IPv6, インターネットの品質制御技術及び一般)
- 近隣網の損失率特性 : Fiber Among the Homesのために(セッション10)
- 近隣網の損失率特性 : Fiber Among the Homesのために
- ネイバリング・ネットワーク : 超分散網へのアプローチ
- 分散網における損失率の下限について : 分配型サービスのために
- 分散網の準最短経路選択による損失率特性 : コネクションレスサービス
- 次世代カスタマイズド・サービスのために
- 分散網における多段中継系の遅延について : ポアソン到着に近い場合
- 近隣網における網接続装置の試作
- 近隣網端末のシミュレーション
- 近隣網インタフェースのシミュレーション
- 近隣網シミュレータの試作
- 近隣網の不変な損失率 : 互いに枝を共有しない路(基礎理論)