分散網における損失率の図式解法(IPv6, インターネットの品質制御技術及び一般)
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概要
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高齢社会の近隣コミュニティにおけるボランティア活動を支えるために,通信料を不要とする近隣網が提案されている.近隣網はルータを設置しない分散網であり,フラッディングがルーチングに基本的な役割を果たす.フラッディングは,各ノードで同じコピーの後着パケットを廃棄すると損失率の下限を達成し得る.損失率の下限を求めるために,全経路とその組合せを用いる厳密計算や,シミュレーションを行うと,網の規模が大きくなるにつれ計算時間が膨大になる.計算時間の壁を回避するために,損失率の下限を網トポロジから導く図式解法を提示する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-05-09
著者
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