ATM 伝達網における集中制御によるパス切換方式
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概要
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高い安定品質を有するATM伝達網を実現する上で,バーチャルパスの網的切換制御は重要な技術である.本論文では,ATM伝達網特有の条件を明確化し,この条件のもとで数秒以内に故障救済を完了できる,バーチャルパスの網的切換制御方式について検討した.はじめに,制御方式のオルターナティブを分類・整理し,定性的な特性を明らかにした.次に,集中制御方式の場合について,故障救済時間・必要な予備伝送路容量・制御系が保持するデータ量および各クロスコネクトノードへのデータ転送時間を評価関数として,現実的な網モデルを用いて各制御方式を定量的に評価した.その結果,数秒以内に故障救済を完了するためには,バーチャルパスのグルーピング・切換パターンの事前設計・切換パターンの高速転送,あるいは切換パターンの事前配備が重要であることを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-25
著者
-
佐藤 健一
NTT伝送システム研究所
-
川村 龍太郎
NTT未来ねっと研究所
-
葉玉 寿弥
Ntt光ネットワ-クシステム研究所
-
葉玉 寿弥
NTT伝送システム研究所
-
川村 龍太郎
NTT伝送システム研究所
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