プログラムの抽象動作表現を用いた連想検索法
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概要
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ユーザにより指定された入出力関係の系列と同じデータの依存関係を生成するプログラムをライブラリから検索する手法を提案する.提案手法は,抽象動作グラフと呼ぶプログラムの中間表現とデータの依存関係に基づく意味的な照合操作を用いて,プログラムの記述言語,使用構文,記述順序などの違いに起因した検索もれを低減する.一般に,ライブラリ中の個々のプログラムに対して,抽象動作グラフを含む抽象的な表現(モデルと呼ぶ)が複数個存在する.本検索手法は,これらのモデルに関して抽象化のレベルに従って順序関係を定めてモデルの半順序集合を保持する.さらに,この半順序関係に従って照合に使用するモデルを選択することにより,照合に成功するプログラムの候補の数を単調に増減する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-26
著者
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