オブジェクト指向ソフトウェアメトリクス評価基本システムとソフトウェア評価
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概要
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アウトソーシング環境下での大規模システム開発に於ては、全体把握の容易な仕様モデルを用いたインクリメンタル開発プロセスと共に、設計、テスト及び保守管理の為のソフトウェアメトリクス品質評価が必要且つ重要である。ここでは、大規模オブジェクト指向システムソフトウェア開発における仕様モデル上の問題点を明らかにし、オブジェクト指向ソフトウェアメトリクス評価管理システムの開発に於ける仕様モデルの明確化とソフトウェア品質評価に関する基本システムの構成について述べる。更に、実装したソフトウェア品質評価管理の基本システムにより、オブジェクト指向ソフトウェアの品質評価を行った。その結果、クラス規模のチェック、仕様記述と実装とのミスマッチの検出やコーディングスタイルの規定と改修とにより、均一なソフトウェア品質が得やすく品質が安定化し、オブジェクト指向仕様モデルの明確化とソフトウェア品質評価が、設計、テスト及び保守に非常に有効であることが明らかになった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-01
著者
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