表情変化にロバストな新しい個人識別方式
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概要
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筆者らは修正HSV表色系と等濃線分布に基づく個人識別方式を提案し, その有効性を確認している. 一方, システムの実用化を考えた場合には, 入力環境の変動に対する識別精度の向上が重要な課題となる. 従来手法では入力段階と登録段階で表情が大きく変化した場合に識別精度が若干低下することが確認されている. また, 従来手法では, 入力画像に人物は1人のみという制約条件を付加してきた. そこで本論文では, 差分画像を用いることによって表情変化にも対応できる人物識別方式を提案する. また, 再帰処理を用いた複数人物に対応可能な顔領域抽出法についても述べる. 実験の結果, 提案方式の有効性を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-20
著者
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