超高品位双方向通信の一構成 : 次世代マルチメディア通信システムへの目論見

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概要

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次世代のマルチメディア通信では、現在のハイビジョンを上回る品質の超高品位双方向通信が要求される。しかしそれに伴い、含まれる情報量も多いためにデータ量は膨大になり、ネットワークを介するデータストリーム送信は困難となる。超高品位ストリームを最大に特徴付けるのは、画像情報成分である。限られたネットワーク資源を最大限に利用し、このストリームを転送しなければならない。また、双方向通信には実時間性の制約があり、エンド・トゥ・エンド許容遅延が短くなり、再送対策も取れない。さらに、データの損失は好ましくないため、転送する際に何らかの保護対策を施す必要がある。本論文では、超高品位画像ストリームの性質を分析し、これを伝達するためのシステムの構成方法を提案し、ネットワーク制約やリアルタイム性などの問題点を述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-12-14

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