移動通信におけるマルチメディア品質の向上技術
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概要
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移動通信においても、映像や音響などのマルチメディア通信の提供が検討されている。移動通信網のマルチメディア化は、次世代システムにおいて64kbpsから2Mbpsといった高いビットレートの提供が可能になることと同時に、符号誤りの発生しやすい移動通信環境の中で一定の品質の映像・音響伝送を実現する符号化技術の進歩に依るところが大きい。本稿では、マルチメディア通信における映像・音響の符号化技術について、誤り環境下においても品質を維持するための誤り耐性(Error Resilience)技術について述べる。移動通信での利用をターゲットのひとつとしている最新の符号化規格、ISO/IEC MPEG-4に用いられている技術について、その復号品質に対する影響にも触れながら概説する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-28
著者
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