MPEG-4システムレイヤ多重化方式における誤り制御方式の特性評価
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概要
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次世代マルチメディア信号処理技術としてMPEG-4の標準化作業が現在行われている. MPEG-4では移動通信環境など誤りのある伝送路もその範疇に含めており, 伝送誤り対策も標準化項目となっている. 本稿では, そのシステムレイヤ多重化部(MSDL-M)が提供する各論理チャネルの誤り特性の評価を行う. 特に多重化レイヤ特有の誤りとしてフレーム消失・挿入について述べ, 誤り制御に及ぼす影響について検討を行う. 本稿では, ランダム・バースト両誤り環境下における論理チャネルの特性を計算機シミュレーションを用いて評価を行う. また, 我々が提案した多重化フレームヘッダ保護方式を用いた場合の伝送特性の改善度を評価している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-23
著者
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