音源定位における実時間頭部運動追従の効果
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概要
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われわれは、CCDカメラから取得したステレオ画像をコンピュータで処理しステレオ音としてヘッドフォンから提示する装置を開発している。この装置は実際の周囲からの音との整合性を保つため、音源の立体位置を正しく提示する必要がある。しかし、ヘッドフォンから提示される音に位置情報を付加するためにはステレオ情報以外にも、頭部の音響インピーダンスや頭部の運動を考慮する必要がある。ここでは実時間でステレオ音声を合成し、頭部の動きに実時間で追従する装置をつくり、頭部の運動の影響を検討した。その結果、頭部の運動を実時間で追従することにより位置認識精度が大きく高まることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-06-27
著者
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