2次元格子記録における信号処理方式の提案

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概要

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我々は、光ディスクのトラック密度を向上する方式として格子点記録を用いた2次元記録再生方式を検討している。但し前回までに報告した2次元等処理では、回路規模が従来の1次元等化処理の約3倍となること、信号処理に用いる等化係数値を適応的に求めるためには、学習の結果得られた干渉係数値を要素とする行列(15行15列)の逆行列を計算するため実用的な算出時間にならないことが課題であった。そこで、回路規模を大幅に小さくでき、等化係数の適応値も簡単な演算により瞬時に求める方式を考案した。本報告では、提案方式の原理とシミュレーションにより信号処理の性能を評価した結果について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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