広域ACDにおけるCTI機能開発手法の検討
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概要
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企業内通信システムにおいてCTIは、従来PBXを中心に構成され、比較的小規模な範囲内で音声電話を主体とした接続制御を行い、他のアプリケーションと連動したシステムとして開発・利用されている。しかし、企業内通信がインターネット利用、あるいは基幹専用線の敷設等により広域に分散された事業所を結ぶコンピュータネットワークを形成すると顧客からの呼を広域に分散した事業拠点で制御するシステムが必要となる。その1つとして広域ACD (着信呼自動分配交換機) の導入が進められている (図1)。この広域ACDによるCTI関発では開発段階で設計・デバック作業のためだけに用いる開発環境を構築することはコスト面で膨大となることから困難であり、PBXを用いたシュミレーション環境による開発手順が必要とされる。本稿では広域ACDにおけるCTI機能開発に関してPBXを用いた開発から段階的にステップアップしていく開発手法について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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