単一画像フレームによる電荷蓄積を考えた動ベクトル推定
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概要
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動ベクトル測定には, 勾配法, ブロックマッチング, フーリエ法, 等, 各種ある. これらの共通点は, 2枚 (以上) の時系列画像を利用することにある. ただ, 適用に当っては問題も多い. 測定上の問題点として, 大きな動きはブロック境界を大きく越えるため, 2枚の画面間の動物体の対応を付け難い. さらに, 通常のTVカメラのように蓄積電荷を取出す光電変換の場合の問題も既に指摘されており, 動物体の高域成分が減衰する. これらに対する一つの解決として, ダウンサンプル標本値による測定も提案されている. ここで, 蓄積効果を積極的に活し, 単一フレーム画像により動ベクトルを測定 (推定) する方法を考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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