次世代TV画像フォーマットの検討 : 走査を多次元標本化としてみた画質
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概要
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走査方式,即ち,飛越走査か順次走査かは,将来のTV方式にとって重要課題である.ここでは,走査を[垂直-時間]領域での多次元標本化として検討し,2走査方式の融合や容易な変換のための"共連中間走査"を考慮する.検討の結果,以下のように順次走査の利点が浮び上がった. ・飛越走査の実効走査線数は順次走査のそれの1/2しかなく,480Pでさえ垂直解像度はHDTVの資格があり,現行の水平画素数は再設定が望ましいと思われる. ・今後頻度の増す画像変換や電子生成画像には,順次走査が絶対的である. ・符号化効率の検討では,信号源,特に,[飛越→順次]変換された画像は,要注意である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-18
著者
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