空間領域カルマンフィルタによる信号到来方向の推定
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概要
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波長λの平面波が,空間から線形アレーに入射する場合,各アレー素子の受信信号はアレー素子間隔および信号の到来方向により生じた位相差で関係づけられる.本論文では,移動通信における多重波伝搬パラメータを推定する新しいアルゴリズムの提案を目的とし,到来信号の空間位相差を用いて到来信号の空間状態方程式を提示する.この空間状態方程式を用いて拡張カルマンフィルタを構成し,信号の到来方向を推定する新しい方法を提案する.さらに,数値例により提案した方法の有効性を明らかにする.この方法は信号の時間変化にかかわらず,空間状態方程式から信号の到来方向を直接に求めるという特長があるため,アダプティブアンテナのビーム指向の制御に適用可能と思われる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-16
著者
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