カオスの発生と観察[III]
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概要
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集積化を念頭においた受動素子を用いない回路でカオスの発生が実現されている。Fig.1に示すように2つの一次元写像回路A、BがCMOSスイッチを介してフリップフロップのループを構成している。このループでカオスを発生させるためには、2つの回路A、Bの特性を完全に一致させる必要はない。しかし工業的に利用するためにはカオスは制御可能でなければならない。このため回路AとBの違いが、発生したカオスにどう影響しているのかをあらかじめ観察しておく必要がある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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