カオスの応用2例 : 暗号化復元と多値計算
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概要
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カオスを生成する一次元写像回路をCMOSインバータ3段で構成できる。入力y(t)に対する出力y(t+1)の状態の決定精度が十分高く(〜10lt-2gtV)、また状態の決定速度も十分早い(〜ns)ことが必要である。フィードバックループを介して、タイムシリーズy(t)-tが生成される。内部状態y(t)の計測にはAD変換(量子化)を用いる。ディジタルコードとして計測した内部状態Y(t)をコンピュータメモリに取り込む。カオスは、理想的には、あらゆる周期を内蔵している。タイムシリーズ上では内部状態は時間反転に関しては非可逆であるが、1対多の秩序を内包していることが伝達特性として観測される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-13
著者
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