二周波駆動液晶レンズによる新Varifocal型立体表示方式の検討
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概要
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現在、広く普及しつつある両眼視差方式は、比較的簡便に実現できる立体表示方式であるが、視差、輻輳とピント調節の間に矛盾を生ずるため、疲労感をもたらす問題点がある。これに対して、Varifocal方式は、この矛盾を生じない優れた立体表示方式と考えられるが、従来方式では機械的可動部と反射光学系を用いるため、表示面積に比べて装置が大型化・重量化・複雑化するなどの問題点があった。今回、Varifocal素子として液晶レンズを用い、人の立体視の生理的要因のほとんどを満足でき、かつコンパクト化を図れる新たなVarifocal型立体表示方式の基本検討を行った。また、キーデバイスとして、高速な二周波駆動液晶レンズを考案し、これを用いて本方式の実現を図った。
- 1996-03-11
著者
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陶山 史朗
Ntt入出力システム研究所
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加藤 謹矢
NTT入出力システム研究所
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酒井 重信
NTT入出力システム研究所
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酒井 重信
NTT 境界領域研究所
-
幸田 成人
NTT 境界領域研究所
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陶山 史朗
NTT 境界領域研究所
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加藤 謹矢
NTT 境界領域研究所
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