自然観測法理論による落雷放射電磁界の受信時刻決定に関する検討
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概要
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自然環境で実際に観測される電磁界信号の時間変動波形は非常に複雑な非定常信号となる。このような非定常信号に対しては一定の期間を周波数解析するのではなく,瞬時瞬時の変化を解析する自然観測法理論の適用が有効と考えられる。本論文では落雷による放射電界信号の観測をおこない,観測された落雷放射電界の電離層-大地間の反射波に自然観測法理論を適用し,受信時間差を決定する場合について検討がおこなわれている。その結果,自然観測法理論を適用することで,観測地点と放電発生地点との距離が精度よく求められることが明らかになり,自然観測法理論の有効性が示されている
- 2003-08-18
著者
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