垂直磁気記録におけるMRヘッドの再生波形

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概要

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筆者らは、垂直磁気記録方式を用いてトラック幅0.4μm、線密度200kFRPIの超高密度記録が可能なことを確認している。このような超高密度でのヘッド再生を考えるとビット面積が著しく小さくなるため、いかに高密度で強い残留磁化を保持できる垂直磁気記録といえども再生磁束が減少するため、高感度再生が必須である。これに対して筆者らはMRヘッドの適用も検討中である。しかし、垂直磁化に対するMRヘッドの再生機構は必ずしも明らかでなく、再生分解能向上の指針も十分定まっていない。そこで、本報告ではMRヘッドの低密度再生波形から基本的な再生メカニズムに関する考察を加えたので以下に述べる。
1996-03-11

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