2.5Gb/s×8波,1056kmコヒーレントWDM方式伝送実験
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概要
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将来の大容量光通信ネットワーク構築のための手段として、波長多重(WDM)光通信方式が活発に研究されており、IM-DD 方式、コヒーレント方式を用いた長距離伝統実験が行われている。光増幅器を多段に接続したシステムにおいて生じる波長対利得特性の不平坦性による各キャリア間の信号対雑音比のばらつきという観点から考えると、波長間隔を1〜3nmと広く設定しなければならないIM-DD/WDM方式に比べて、波長間隔をその約1/10程度に狭めることが可能なコヒーレント/WDM方式の方が有利であると考えられる。一方、波長間隔を狭めることによってファイバ四光子混合の効率が増大し、システム伝送特性の劣化を招くことが予想されるが、キャリアを不等波長間隔に配置することにより四光子混合の影響を軽減できることが知られている。本稿では光増幅中継伝送系を用いて、長距離コヒーレントWDM伝送実験を行い、波長配置を不等間隔にすることの有効性について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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