2次元適応IIRフィルタの適応アルゴリズムに関する一考察
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概要
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現在、適応IIRフィルタの実現方法として、式誤差法、出力誤法がある。そのアルゴリズムは、LSI法と同じように瞬時自乗誤差を評価関数として、その勾配推定値から逐次的にフィルタの係数更新を行うことになるが、この時、出力誤差適応IIRフィルタ(RPE(Recursive Prediction Error)アルゴリズム)では、勾配を求める演算量の増加や、適応動作中に不安定になるといった問題点がある。また、LMS法と同等の演算量であるPLR(Pseudo Linerar Regression)アルゴリズムは、Local Minimumに収束する事がある。そこで、本研究では、PLRアルゴリズムに収束性の向上を目的に、正規化PLRアルゴリズムを導入し、演算量と収束性の両面に関して改善を図り、処理するデータ量の多い画像処理に適用した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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