分散環境における通信機構構築の検討
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概要
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交換システムのようなリアルタイム性が必要となる世界においても, 多様な情報通信サービスを展開するためのオープン性, 相互運用性が必要となってきている. 我々はTINA-C (Telecommunication Information Networking Architecture Consortium)の分散処理環境をNTTの技術要求であるリアルタイム共通OSインタフェースに拡張する検討を行っている. この時グローバルに対応したネームサービスが必要であり, これに適したモデルを考察した. まず, ネットワークワイドな識別子を導入した. また, 識別子をユーザが定義できるように拡張することにより, well-knownなサービスを実現する方法を導入した. 更に, 分散処理環境に対応した通信モデルと実装方法を考察した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-24
著者
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