Walsh直交関数系を用いた自己相関連想記憶モデルの基礎解析
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概要
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自己相関連想記憶モデルの平衡状態について議論している。まず、直交条件を満足するパターンを記憶させたときの連想記憶モデルが平衡状態となるための十分条件を導く。その結果より平衡状態を3つのタイプに分類し,記憶したパターンと発生する平衡状態との関係を明らかにする。それら結果を用いて,記憶するパターンの情報からどのようなパターンの平衡状態が発生し,また平衡状態はいくつ発生するのかを予測する方法を例題で示す。これら結果はモデルの状態をWalsh直交関数系の各成分に分解する手法により得られたもので,Walsh直交関数系を用いた解析手法の有効性が示される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-24
著者
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