相互結合型ニューラルネットにおける支援因子の取るべき値の範囲について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
相互結合型ニューラルネットワークを使って巡回セールスマン問題を解く場合に,「なるべく距離を短くしようとする働き」と「各都市にはただ一度だけ訪問するよう指向させる働き」とのバランスが非常に重要になる. 秋山らはこのバランスを調節するために, 支援因子と呼ばれるパラメータを新たに導入した. 本稿では, 従来, 推測に基づいて設定されていた支援因子の値の理論的な基盤を与える. ホップフィールドマシンおよびガウシアンマシンを使って巡回セールスマン問題を解く際に, 支援因子が取るべき値の下限は1.5であり, 上限は都市数や都市配置に依存したパラメータによって規定される.
- 1997-06-19
著者
関連論文
- ニューラルネットワークによる情動・記憶モデルの構成
- 海馬の三次元神経回路による連想記憶モデル
- 3S-1 'neuron-oid'系における創発的情報処理(第3報) : 'neuron-oid'での入力間の同期検出
- 感情記憶システムの構想
- フィードバック付き多層ニューラルネットワーク
- フィードバック付き多層ニューラルネットワーク
- 複素バックプロパゲーション学習アルゴリズムの学習特性
- 複素バックプロパゲーション・ネットワークにおける重みパラメータと決定表面の構造
- 非負値生産関数を持つ資源配分モデルの解析
- 複素バックプロパゲーション学習
- 複素バックプロパゲーション学習
- ニューラルネットワークの3次元への拡張
- 回転を学習した複素 BP ネットワークのふるまい
- 複素ニューラルネットワーク
- 脳と意識に関するTokyo'99国際会議
- 相互結合型ニューラルネットにおける支援因子の取るべき値の範囲について