ネットワークプロセッサの最近の動向
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概要
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日増しに普及かつ高速化しているインターネットを支える重要な技術の一つとしてネットワークプロセッサが注目されている.本稿ではネットワークプロセッサを「通信処理を効率的に実行するための機能,特徴を備えた機構」と幅広く定義し,用途,構成の二面から最近の動向をまとめる.用途としては高速ルータ,ネットワークスイッチなどネットワーク装置向け,計算機のネットワークインタフェース向け,マイクロサーバ向けの三つのカテゴリーに,構成としてははん用マルチマイクロプロセッサ,専用プロセッサの2種類に分類し,現存のネットワークプロセッサを具体例としてそれぞれの特徴を解説する.これからのネットワークプロセッサとしては暗号処理などのセキュリティ機能を持ったセキュリティプロセッサや低消費電力,高機能のマイクロサーバが興味深い.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-01
著者
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