WS向け高速分散共有メモリシステムの試作と評価 : ソフトウェア性能評価
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概要
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既存のUNIXワークステーション(WS)に接続可能な分散共有メモリPUMA-IIを試作した。PUMA-IIはWSのVMEバスに搭載したメモリ(分散メモリ)を100Mb/sのトークンリングネットワークで結合し、最高11.5MB/sのメモリ間ぺージ転送速度を実現する。分散共有メモリ制御にネットワーク仮想記憶(NET-VMS)方式を採用することにより、高速転送性能とWSソフトウェアの簡略化を実現している(図1)。本稿では、PUMA-II を共有RAMデイスクとして利用するデバイスドライバを用い、PUMA-IIをUNIXユーザプロセスから使用した場合の性能評価を行う。[figure]
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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