シルエット輪郭計測を用いたランデブー宇宙機航法
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概要
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目標宇宙機のシルエット輪郭から,ランデブーのための誘導制御に必要な相対位置および相対姿勢を表す6個のパラメータを推定する方法を提案する.提案する方法においては,目標宇宙機のシルエット輪郭を追跡し角(コーナー)を検出する.シルエットには目標宇宙機本体のシルエット以外に,本体からの突起による外乱および影による外乱が含まれるので,角における輪郭の方向の変化に基づいて目標宇宙機本体のシルエット輪郭を構成する角のみを選出する.その後,角数および角間の輪郭長に基づいて,結合面を同定する.また同定した結合面の投影像面積および投影像重心から,追跡宇宙機に対する目標宇宙機の相対位置を推定する.相対姿勢は同定後の結合面像形状に基づいて推定する.計算機に生成したモデル画像に対する実験では,結合面同定が有効に行われている場合,距離方向の位置推定誤差は相対距離の2%以内であった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-25
著者
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