カメラの速度変化を用いた単眼視画像からの3次元パラメータ推定方法
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概要
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単眼視画像から形状が未知である対象の運動パラメータを復元する場合, 対象までの奥行きについて十分な精度の推定値が得られないため, 運動の並進成分の一意な解が得られないという問題があった. 本論文では, カメラの並進速度を変化させ, 速度変化量と観測画像の変化から奥行きを推定する方法を導いている. この方法は, 並進速度を変化させたときのオプティカルフロー変化量が速度変化量と奥行きの関数として表されることに基づいている. また, 奥行きの推定結果を用いて並進速度, 回転速度および対象形状を推定する方法を提案し, 宇宙機のランデブー航法に応用した系について論じている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-25
著者
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