画像生成システムMAGGのための画面分割型並列視線探索法とその評価
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概要
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我々は,写実的な画像を高速生成するため,トランスピュータを用いた並列画像生成システムMAGGと,視線探索法による画像生成ソフトウェアを開発した.並列化手法としては,画面分割法を用いた.物体データ量がプロセッサの局所メモリ量に制限されないよう,必要な物体データのみを局所メモリに逐次転送する.プロセッサ間通信の増大による並列処理効率の低下を抑えるため,全物体データを大容量の共有メモリ上に置き,DMAにより局所メモリに高速転送する方式を考察した.負荷分散は,プロセッサ数よりも十分多くの小画面に均等に分割しておき,動的に割り当てることで行う.この方法は,適切な小画面数を必要とするが,この値を事前に知ることは困難である.そこで,割当て済みの小画面を適応的に再分割・再割当てする方法を考案した.また,メッセージ交換による再分割制御を工夫した.この結果,小画面数が少ない場合でも負荷が均一化でき,画像生成時間,並列処理効率とも改善できた.
- 1993-08-25
著者
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河合 利幸
大阪電気通信大学
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大西 啓修
三菱プレシジョン
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大西 充久
大阪電気通信大学工学部経営工学科(シャープ株式会社生産技術研究所)
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大西 啓修
三菱プレシジョン株式会社
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河合 利幸
大阪電気通信大学大学院 工学研究科 情報工学専攻
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[アベ]木 順一
三菱プレシジョン株式会社
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