階層的密度分布を用いたボリュームレンダリングと森林の表現
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概要
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森林などのように複雑な表面構造を持った対象をボリュームデータとして表現する場合, 使用するデータ量が多くなる. 一方, このような場合に, ボリュームデータを再利用しながら物体表面に配置する手法を用いると, 規則的なパターンが生じてしまい不自然に見える. そこで本稿では, 階層的な密度分布を用いる手法を提案する. 低位の階層の密度分布で, 基本形状を表現する. さらに高位の密度分布で, 低位の密度分布を組み合わせてより複雑な形状を生成する. これにより, 規則的なパターンの発生とデータ量を抑えることができる. 今回は, 例として森林の表現を行ったので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-02
著者
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